共同研究の
取り組み
佐賀県等が取り組むコスメティック構想に参画する佐賀大学は、佐賀県コスメティック産業推進室との連携に加え、化粧品産業の集積地である唐津市や、一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(JCC)と連携しながら、新たなコスメ開発につながる研究や製造に取り組んでいます。
唐津市、JCCと唐津発の化粧品原料を試験的に製造 コスメティック原料開発に関する共同研究
佐賀大学の唐津キャンパス内に開発室を設置し、化粧品原料素材として有用な地産天然素材の探索を行っています。2016 ~ 2022年の7年間、唐津産等の農林水産物から化粧品の原料を開発し、商品化を推進するために、試験的な原料製造に取り組みました。この研究に携わり、学びを深めた学生が何人も、卒業後にコスメ業界へ就職しています。今後も唐津市やJCCと連携を強化し、農業現場や関連企業のフィールドワークや視察など、原料開発から製品化までの一連の流れを通して課題を多面的に分析し、技術と社会の接点を意識した学生を育み、コスメ産業を地域から盛り上げていきます。
化粧品関連企業との共同研究で、佐賀産の素材がコスメになる可能性を探る 化粧品科学講座(化粧品科学共同研究講座)
佐賀県コスメティック構想と佐賀大学との連携により化粧品科学共同研究講座が設置され、現在は教育と研究を一体的に推進する拠点として活動しています。ここでは、佐賀県産の天然素材の新たな価値創出を目指し、表皮角化細胞・線維芽細胞・三次元培養皮膚モデル、さらには実際の皮膚を用いた科学的検証を進めています。学生は、素材探索から細胞評価、メカニズム解析までの一連の研究プロセスを横断的に学ぶことで、企業との共同研究を通じた課題設定力・課題解決力を身につけています。その結果、毎年複数名が化粧品関連企業へ就職するなど、実践的な教育成果にもつながっています。